粛々と・・。

樺島町の精霊船です。個人の船は勿論、町ぐるみの船もあります。この船はおくんちでお馴染みの「コッコデショ」を模した船となっているようです。出発する前から料理や振る舞い酒で酔った担ぎ手も出てしまう中、粛々と華やかに通り過ぎていきました。玲子
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別れの日

すでに明けてしまいましたが、昨日久し振りに精霊流しを見ました。故人を偲び、思い切る行事です。イメージとは正反対の爆竹の喧騒で忘れてしまいがちですが、船を流す者にとってこんなに哀しい儀式はありません。「あの人とは二度と会えない」と言う事実を突き付けられるからです。だから「思い切る」しか無いのです。「せめて送る時位爆竹で悲しみを紛らわせ、故人を偲びながら歩こう」と言う、長崎人にとって大切な儀式なのです。玲子